阪神 痛っ!藤浪に続き原口も…左手親指にファウル受け交代

[ 2016年6月10日 05:30 ]

<ロ・神>5回2死三塁、清田のファウルチップが原口の左手親指付近に当たる

交流戦 阪神2―7ロッテ

(6月9日 QVCマリン)
 泣きっ面に蜂だ。阪神・藤浪が清田の打球を受けて緊急降板した同じ日、女房役を務めた原口もアクシデントに襲われた。

 5回2死三塁、同じ清田の打席で初球のファウルを左手親指付近にミット越しに当てて負傷。何とかこの回は守りきったが、6回に回った打席で代打を送られ、試合中にチームを離れて都内の病院で検査を受けた。

 金本監督は「いま病院に行っている。検査して、どうなるかわからんけどね」と渋い表情を浮かべた。詳しい症状は不明ながら捕手としてだけでなく、2試合連続で5番で起用するなど打線の中核を担う存在となっていただけに仮に離脱になれば痛すぎる事態だ。矢野作戦兼バッテリーコーチも「指に当たった。まだ(症状は)わからない。キャッチャーにはよくあること」と顔を曇らせた。

 5月は打率・380、5本塁打17打点の大暴れで、育成経験のある野手としては史上初めての月間MVPを獲得。阪神の捕手としても、75年の田淵幸一氏(スポニチ本紙評論家)以来、41年ぶりの快挙を成し遂げた。7日に発表された後には「嬉しいの一言。全く想像もできなかった。まだまだ未熟すぎるので、さらに気を引き締めてやらないといけないと思います」と誓ったばかりだった。

 4月27日に悲願の支配下登録を勝ち取ると、その日の巨人戦(甲子園)でプロ初出場して初安打も記録。同29日のDeNA戦(甲子園)で初の先発マスクに抜てきされ、力強い打撃と思い切りのいいリードで活躍を続け、梅野や岡崎を押しのけて一気に正捕手の座を勝ち取った。初回には捕逸で先制点を献上するなど「シンデレラストーリー」を演じ続けてきた24歳にとって予期せぬ試練の夜になった。

 09年ドラフト6位で入団すると、相次ぐケガで「育成落ち」も経験しながら、はい上がってきた不屈の男。大事に至らないことを祈るばかりだ。

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