日米コミッショナーが会談 五輪復活に向け意見交換

[ 2016年6月10日 11:02 ]

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは9日、ニューヨークで米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーと会談し、2020年東京五輪で野球が追加種目として採用が有力視されている現状を踏まえ「種目復活を何としても成し遂げるためにプロ、アマが一体となっている実情を話した」と述べた。

 会談は懇親を目的とした定例のもので、大会への大リーガーの派遣など具体的な要請は行わなかったという。熊崎コミッショナーは「お互いの共通認識を強めていくことが力点。その中でわれわれの要望、希望はお伝えできたと思う」と話すにとどめた。

 8日にはヤンキースタジアムを視察し、ヤンキースの田中将大投手を激励した。9日は大リーグのドラフト会議を会場で見守り「仕組みがしっかりしているし、自然体で感激が臨場感を持って伝わってくる」と話した。(共同)

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2016年6月10日のニュース