中京学院大・吉川 V候補・亜大を撃破 初出場4強

[ 2016年6月10日 05:30 ]

<中京学院大・亜大>3回2死一、二塁、石坂の先制左前適時打で三塁へ滑り込む中京学院大・吉川

全日本大学野球選手権第4日・準々決勝 中京学院大5―1亜大

(6月9日 神宮)
 中京学院大が4度の優勝を誇る亜大を破り、初出場で4強入りした。

 今秋ドラフト1位候補の吉川は3回2死一塁から二塁強襲の内野安打。3試合連続安打となり、2点目のホームを踏んだ。1安打のみで失策もあったが「納得いくプレーはできなかったが、勝ったことが一番。(4強は)夢のよう」と振り返った。高校卒業後、環境の違いなどから、進学予定だった亜大を辞退。試合前には亜大・生田勉監督にあいさつして戦いに臨んだ。5月8日に母方の祖父・平岩利夫さんが83歳で急逝。初の全国の舞台で活躍を続け「おじいちゃんが力をくれているのかな」と話していた。

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2016年6月10日のニュース