ソフトB柳田&松田 連夜のアベック弾 交流戦ついに首位

[ 2016年6月10日 05:30 ]

<ソ・D>3回2死、2試合連続の一発となる左越え10号ソロを放つ柳田

交流戦 ソフトバンク4―2DeNA

(6月9日 ヤフオクD)
 ソフトバンクの柳田と松田が連夜のアベック弾を放ち、ついに交流戦首位に立った。

 2―1の3回に出た柳田の10号ソロは持ち味が詰まった一発。三振と二盗失敗の併殺で悪い流れになりかけたところで146キロの内角の直球を強振し、高く上がった打球が左翼ホームランテラスに飛び込んだ。「強く振った分、打球も伸びて入ってくれた」と喜んだ。3、4月は2本、5月は5本だった本塁打が6月は8試合で3本目。ようやく量産態勢の兆しが見えてきた。

 松田も負けていない。4回に13号ソロ。「しっかりバットが出た」と初球の高めのカーブを振り抜き、左翼ホームランテラスへ運んだ。昨季は松田がリーグ2位の35本でトリプルスリーの柳田を1本上回った。今季もここまで3本リード。「ギータ(柳田)が打ったから、自分も打たないと。差が縮まらないように」とライバル心を燃やす。

 今季4度目の同一カード3連戦3連勝。今季最多の貯金22として勢いに乗り、10日から本拠地のヤフオクドームに交流戦2位の巨人を迎える。松田は「いい形で終わりたい」と2年連続の最高勝率を誓った。

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