中日ビシエド 京セラD6戦5発!谷繁監督「次は8月か。ははは」

[ 2016年6月10日 05:30 ]

<オ・中>初回2死二塁、中越えに先制の16号2ランを放つビシエド

交流戦 中日8―3オリックス

(6月9日 京セラD)
 京セラドームの鬼だ。中日・ビシエドが2戦連続のバックスクリーン弾をたたき込んだ。初回2死二塁。真ん中付近に来た金子のシュート気味の球を見逃さない。豪快な先制16号で打線に火を付けた。

 京セラドームでは阪神と戦った開幕シリーズでも3戦連発していて今回のオリックス3連戦を含めれば6試合中5試合で本塁打を放った。安打と打点に至っては全6試合で記録して計25打数12安打11打点。球場との好相性は相手に関係なく、「いい投手から打つのは難しいけど、失投をとらえることができた。とても素晴らしい球場。明日もこの球場に戻りたくなるかも」と笑った。

 空砲に終わった前夜から一転、4回にはナニータ、8回には藤井も続いて計3発13安打で8得点を奪った。久々の圧勝で交流戦3カード目で初めて勝ち越し、勝率5割にも復帰。一時の不調を脱した主砲の勇姿に谷繁監督も上機嫌だ。「ここで6試合で5本でしょ? 次は8月か。ははは」。次の大阪遠征は8月12日からの阪神3連戦。真夏の再訪問が待ち遠しい。 (水口 隆博)

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2016年6月10日のニュース