西武メヒア 20号&2年ぶり盗塁「本塁打とはまた違う快感」

[ 2016年6月10日 05:30 ]

<西・巨>6回1死一塁、盗塁を決めるメヒア

交流戦 西武7―4巨人

(6月9日 西武プリンス)
 走って打っての「メヒア劇場」だ。西武が3点を追う6回。秋山、栗山の連続二塁打で1点を返してなお無死二塁。メヒアの二ゴロで飛び出した栗山が三塁で憤死して打者走者として一塁に残った。

 「もう一度、得点圏に走者を置いた場面をつくりたいというのはあった」。続く中村への初球。体重118キロの巨体は猛然と二塁に向かってスタートを切った。「あれは自分の判断だった。(一塁手の)阿部選手もベースから離れていたので。警戒されていなかったので、いけると思ってチャレンジした」

 意表を突かれた巨人の捕手・小林誠が慌てて二塁へ送球も判定はセーフ。中村の二ゴロで三塁に進むと、浅村の左前打で楽々生還。14年8月17日の日本ハム戦(西武ドーム)以来2年ぶりの盗塁に「本塁打を打つのとはまた違う快感だね」とご機嫌だった。得点につながった盗塁に田辺監督も「いくの?とは思ったけど、相手は完全に無警戒だったしね。いい攻撃だった」と称賛した。

 バットでも魅せた。勝ち越した直後の7回1死一、二塁の4打席目は勝負を決める今季20号3ラン。甘く入ったスライダーをバックスクリーン右横に叩き込んだ両リーグ通じて20号最速到達にも涼しい顔だ。「この時期に20本も打てているのは調子がいいということ。本塁打は打席に立てば自然と出るものだと思っている」。盗塁には興奮気味だったメヒアだが、本塁打はあくまでも「日常茶飯事」のプレーでしかない。

 これで交流戦は3カード連続勝ち越し。8年ぶりに巨人にも勝ち越して勝率5割復帰に王手をかけた「レオ軍団」。天敵を倒したことでさらに勢いづく。 (重光 晋太郎)

 ▼西武・牧田(7回の1イニングを三者凡退に抑えチームトップタイの6勝目)持っている力を出し切って抑えた。(6勝目が転がり込み)何か持っているんですかね?

 ≪11球団から快音≫メヒア(西)が今季両リーグ最速で20本塁打到達。西武打者の両リーグ20号一番乗りは11年の中村以来7人目(10度目)。うち外国人では92年デストラーデ、01年カブレラに次ぎ15年ぶり3人目となった。メヒアは10号も4月30日に両リーグ最速で打っており、昨季の中田(日)に続く10、20号連続一番乗り。巨人からは自身初アーチで、これで西武を除く全11球団から本塁打となった。

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