清原容疑者 覚せい剤入手は“群馬ルート”捜査網避け密売人と接触

[ 2016年2月6日 05:30 ]

覚せい剤所持で逮捕された清原容疑者

 覚せい剤所持容疑で逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48)が逮捕前日の1日、車で群馬県に向かい、密売人から覚せい剤を購入したとみられることが5日、警視庁への取材で分かった。その後、都内の高級ホテルに滞在。室内に残されたティッシュの汗からは覚せい剤の成分が検出された。逮捕後に採取した尿から覚せい剤の陽性反応が出たことも判明。警視庁は使用容疑で再逮捕するとともに、入手ルートの解明を進める。

 プロ野球がシーズン開幕に向けて動きだすキャンプイン当日、清原容疑者は群馬県にいた。

 1日、自分の高級外車で群馬県に向かい、密売人から覚せい剤を購入したとみられる。その夜、都内に戻り、港区の自宅に近いホテルに滞在。翌2日、自宅に戻り、20代前半の交際女性と会っていた。女性が部屋から出た後の午後8時ごろ、家宅捜索が入った。清原容疑者は、左手に注射器とストロー1本ずつを持っているという、まさに決定的瞬間だった。テーブルには使いかけとみられる、袋入りの覚せい剤があった。

 2日に警視庁が家宅捜索に踏み切った経緯も明らかになってきた。清原容疑者が車で群馬県に向かった1日、覚せい剤を譲渡された瞬間こそ確認できなかったが、入手した証拠をつかんだ。それを使用した証拠もつかんだ。滞在したホテルの室内に残されたティッシュの汗から、覚せい剤の成分を検出した。

 清原容疑者は所持容疑を認めた上で「腕に注射したり、ガラスパイプであぶったり吸ったりしていた」と、使用についても供述している。逮捕後に採取して鑑定していた尿から陽性反応が出た。警視庁は今後、使用容疑でも再逮捕する方針だ。覚せい剤など違法薬物を使い始めた時期を調べるとともに、入手ルートに暴力団が関与している可能性が高いとみて解明を進める。清原容疑者は入手経路を明かしていないという。

 群馬県は、かつて清原容疑者と親交がある元会社社長が、違法薬物とつながるルートを持っているとされる場所だという。薬物依存者のリハビリ施設「館山ダルク」の十枝晃太郎代表は「都内では、捜査の目もあり危ないと思ったかもしれない。東京より安心して接触できると思ったのでは」と指摘した。

 “群馬ルート”は元会社社長をめぐるプロスポーツ人脈にもつながるだけに、警視庁は強い関心を持っている。

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