マエケン 2ミリのこだわり 硬いマウンドに対応、スパイクの歯短く

[ 2016年2月6日 05:30 ]

笑顔で新スパイクのフィッティングをする前田

 ドジャース・前田は「2ミリのこだわり」で新天地に挑む。マリナーズの岩隈が監修し、3月にオープン予定の総合ジム「IWA ACADEMY(千代田区六番町)」でミズノ社のスパイク・フィッティングを公開。日本より硬いマウンド対策に、スパイクの歯を従来の14ミリから12ミリに短くしたことを明かした。

 メジャーのマウンドは13年WBCで体験した。「やはり硬いですね。歯を短く、とお願いしました。短い方が刺さりやすい」。先輩大リーガーの意見も参考に変更を決めたという。ミズノ社の春名明弘クラフトマンも「短くすることでより力が伝わり、硬い土にもしっかり食い込む」と説明。その分、体への負担が増すことも考慮し、ソール(靴底)を厚くするなど15ミリほど全高を底上げ。歯数も従来の6本歯に加え、9本歯タイプなど計3種類の新スパイクを用意したが、歯の長さは12ミリに統一された。

 現在は20日(日本時間21日)からのキャンプに備え都内で自主トレ中。「順調で、もうすぐブルペンにも入れると思う。向こうのマウンドに立って、合うスパイクを探していきたい」と話した。 (後藤 茂樹)

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2016年2月6日のニュース