敦賀気比 2戦連続2桁得点で17年ぶり3回戦進出

[ 2014年8月17日 17:23 ]

<敦賀気比・春日部共栄>初回、敦賀気比・岡田は中越え2ランを放ちガッツポーズ

第96回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 敦賀気比10―1春日部共栄

(8月17日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第7日は17日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第4試合では5年ぶり6回目の出場の敦賀気比(福井)が初戦に続き打線が爆発。10安打で10点を挙げ、9年ぶり5回目出場の春日部共栄(埼玉)を10―1で下し、夏は97年以来17年ぶりの3回戦に進出した。

 この勝利で福井県は夏の甲子園50勝に到達。北信越勢は、富山商(富山)に続いての3回戦進出。17日時点で5校とも負けなしと快進撃を続けている。

 敦賀気比の2年生エース・平沼は7安打1失点で完投勝利。1回戦の坂出商(香川)戦で散発3安打に封じて完封勝利を挙げたのに続き2戦連続で完投した。

 敦賀気比は初回、先頭の篠原が投手・金子の悪送球で出塁、犠打とニゴロで2日死三塁とし、4番・岡田がバックスクリーンへ2ランを放ち先制。2回には御簗の中前打と内野安打2本で無死満塁とし、敵失に乗じ加点。さらに下村が投手強襲の内野安打を放つなどこの回4点を加えた。8回にも浅井の適時打で1点、さらに2死満塁で峰が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち4点を加えた。

 春日部共栄は、9回、2死から守屋、原田の連打で1点を返す粘りを見せたが、失点が大きすぎた。

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