春日部共栄「開き直って」9回に3連打で意地の1点

[ 2014年8月17日 18:28 ]

<敦賀気比・春日部共栄>敗戦に肩を落とす春日部共栄ナイン

第96回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 春日部共栄1―10敦賀気比

(8月17日 甲子園)
 春日部共栄が、まさかの大量10失点を喫し2回戦で敗退。本多監督は「完敗です」と語った。

 県大会では、7試合を戦って計10失点。開幕戦でもセンバツ王者の龍谷大平安に5―1で快勝した。だが、この日は初回に先頭打者を失策で出し、その後岡田に2ランを許す。2回にも無死満塁で失策が出て追加点を与えてしまい「心配していた守備が乱れてしまいました。2回の4点がきつかった」と振り返った。

 打線も敦賀気比の平沼の前に「絞り切れずに、淡泊な攻撃になってしまった」と8回までは散発4安打。それでも9回に、「開き直って行け」というゲキに応え、3番の守屋が二塁打、続く原田が右前適時打と連打で1点。さらに三浦も中前打と、3連打を放つ意地を見せた。

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