今季中の復帰も ブルペン入りのマー君「やりたいようにできた」

[ 2014年8月17日 08:07 ]

故障後初めてブルペンに入り、投球練習を行うヤンキース・田中

 右肘靱帯の部分断裂で故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が16日、遠征先のセントピーターズバーグで故障後初めてブルペンに入り、25球を投げた。「順調に進んでいる。(平地とは)違いがあった中でも普通に投げられたので、大丈夫。やりたいようにできた」と満足げだった。

 最長約40メートルのキャッチボールでウオームアップを終えると、ブルペンではノーワインドアップとセットポジションを試し、直球のみ計25球投げた。やや控えめの強度ながら、両コーナーへの投げ分けも見せた。

 肘に負担のかからない投球フォームに改良している田中将は今後の予定などについては「これから力も入り、変化球も投げる。試合の中で力む場面も出てくる。その場に立ってみないと分からない」と慎重だったが、今季中の実戦復帰を見据え「徐々に上げていくことができたらな、と思う」と前向きに話した。(共同)

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2014年8月17日のニュース