エース森田、魅せた11奪三振!富山商 41年ぶりの夏2勝

[ 2014年8月17日 14:52 ]

関西戦に先発した富山商・森田

第96回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 富山商3―1関西

(8月17日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第7日は17日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第3試合では富山商(富山)がエース・森田が11奪三振の1失点完投で、49代表最後の登場となった3年ぶり9度目出場の関西(岡山)を下し、8強入りした1973年以来の夏2勝目を飾った。

 1回戦で日大鶴ケ丘(西東京)を相手に6安打8奪三振で完封勝利を挙げたエース左腕・森田が再び躍動した。初回を三者凡退で好発進すると、140キロ超のストレートに加え、キレの鋭いスライダーなど変化球を織り交ぜ、関西打線を封じ込めていった。

 2戦連続の完封勝利まであと1アウトとなった9回2死から右前適時打を許して1点を失ったものの、4安打11奪三振と好投をみせた。

 打線は初回、先頭の椎名皓が四球で出塁、犠打で1死二塁から坂本の左前打に敵失がからみ1点を先制。7回には安打と四球で1死一、二塁から、富川が三遊間への内野安打を放って加点。さらに岩瀬が中前適時打を放ってリードを3点に広げ、森田を援護した。

 関西は先発・逢沢が5回1失点。6回からリリーフした田中雅は2失点。打線は9回2死二塁から代打・奥村の右前適時打で1点を返したが反撃が遅かった。

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