敦賀気比 エース平沼、2戦連続完封逃すも「勝ったからいい」

[ 2014年8月17日 18:38 ]

春日部共栄戦に先発した敦賀気比・平沼
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第96回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 敦賀気比10―1春日部共栄

(8月17日 甲子園)
 敦賀気比のエース平沼は9回に1点を失って2試合連続完封は逃した。それでも7安打1失点の完投に「最後は相手の執念にやられたけど、勝ったからいい」と笑みがこぼれた。

 春日部共栄が初戦で龍谷大平安に初回の先制攻撃で勝ったことは意識していた。初回の先頭に安打されて「ちょっと焦った」そうだが、次打者のバントを処理して二塁で刺し「平安の投手はミスしたけど、自分は落ち着いてアウトにできた」とうなずいた。

 打線の援護をもらって2回から気分も乗った。テンポよく変化球をコーナーに決め、8回まで76球の“省エネ”投球だった。

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