平田、意地の3ラン!目前でルナ四球「絶対打ったろと」

[ 2014年8月17日 18:11 ]

<中・ヤ>3回1死一、二塁、平田が中越え8号3ランを放つ

セ・リーグ 中日7―3ヤクルト

(8月17日 ナゴヤD)
 “思い”をバットにぶつけた。1―0の3回、1点を加え、なお1死一、二塁。中日の4番・平田のバットがヤクルト小川の138キロの速球を完璧にとらえた。「打った瞬間(本塁打と)分かりました」という打球は左翼席に飛び込む8号3ラン。

 初回1死三塁。平田自身が「火の出るような打球」と表現した痛烈な当たりで先制点をたたき出したが、記録は三塁手の失策。「エラーって出ちゃったので次の打席は…」と気合を入れていた3回1死二塁、今度は3番・ルナが敬遠気味の四球。平田は「絶対打ったろと思いましたわ」と意地の一打を強調。谷繁兼任監督も「よく一振りで仕留めてくれた」と認める価値ある一発だった。

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2014年8月17日のニュース