栗山監督 西武・森にうなった「金属バットを振ってるように見える」

[ 2014年8月17日 05:38 ]

<西・日>10回1死、3戦連発となる同点ソロを放つ西武・森
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パ・リーグ 日本ハム8-8西武

(8月16日 西武D)
 敵ながらあっぱれ。日本ハム・栗山監督は手痛い一発を浴びた西武のルーキー森を称え、その打撃を鋭く分析した。

 「高めに強いのは分かっている。でも、正直あそこでファウルにならないで一発で仕留められるのは大したもの。素晴らしいと思う」。打たれた増井は「高めに強いのは分かっていた。僕の失投」と反省したが、ミスショットせずに一振りで確実に捉えられた。

 その高い打撃技術はどこから来るのか。栗山監督は「木製なのに金属バットを振ってるように見える。城島(元阪神)がそうだった。今の球界であそこまでしっかり振れる選手は少ない。あれだけバットを振れたら、どこ(のコース)も打つよね」と分析。同じ捕手で日米通算292本塁打の城島を引き合いに、敵ながら「プロ野球界にそういう選手が出てくることが大切」と結んだ。

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2014年8月17日のニュース