近江2年生エース小川 持ち味103球“省エネ投法”で完封

[ 2014年8月17日 05:30 ]

<近江・鳴門>力投する近江・小川

第96回全国高校野球選手権2回戦 近江8―0鳴門

(8月16日 甲子園)
 「渦潮打線」の鳴門に9安打を浴びながら、近江の2年生エース小川が完封。「うれしい。低めに集めたのが完封に結び付いた」と控えめに喜んだ。

 自己最速を2キロ更新する145キロをマークし「うそちゃうけ(うそではないのか)」と思ったが、スピードにはこだわらず打たせて取る投球を貫いた。昨夏に練習試合の6連戦があり「三振よりも球数を少なくすること」を心掛けるようになった。秋には70球台で完投したこともあるという。この日は3奪三振で103球。持ち味を十分に発揮したマウンドだった。

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2014年8月17日のニュース