ダル、超スローボールに持論「一番難しい球だと思ってます」

[ 2014年8月17日 11:51 ]

<九州国際大付・東海大四>4回、天を見上げるような超スローカーブ投げる東海大四・西嶋(左)

 レンジャーズのダルビッシュが17日、超スローカーブについて持論を展開した。

 14日に甲子園で東海大四(南北海道)の西嶋亮太投手(3年)が計測不能の超スローカーブを投じ、緩急を生かして九州国際大付(福岡)の強力打線を幻惑。今大会最多の12奪三振をマークし、5安打1失点で完投勝利を収めた。

 ダルビッシュは「スローボールかスローカーブかが投球術ではないという話があると聞きました」とし、「自分としては一番難しい球だと思ってます。言ってる人はピッチャーやったことないんだろうなと思います」とつづった。

 ダルビッシュも、55マイル(約89キロ)の超スローカーブを1試合に1球ほど投げており、今夏のオールスターでも投げファンの心をつかんでいた。

 ダルビッシュのスローカーブは、ただ遅いだけではなく通常と同じ腕の振りにもかかわらず、球速が出ないから打者は戸惑う。球を抜くように投げ、それでいて、両サイドに制球するには高い技術が要求されるもの。それだけに“ひと言”言いたかったようだ。

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