近江7年ぶり初戦突破!打線爆発 エース小川“うずしお”完封

[ 2014年8月16日 10:01 ]

鳴門戦に先発した近江・小川

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 近江8―0鳴門

(8月16日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第6日は16日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、第1試合では6年ぶり11回目出場の近江(滋賀)が、3年連続9回目出場の鳴門(徳島)に8―0で快勝した。打線が12安打9得点と爆発、先発の2年生エース小川が9安打完封し、2007年以来7年ぶりの初戦突破。

 地方大会のチーム打率4割9分1厘、出場49校中トップの近江と4割4分9厘の同3位の鳴門の激突。近江が持ち味を存分に発揮し、集中打で鳴門を圧倒した。

 近江は2回に連打と犠打、死球など2死満塁とし、1番・堀口の左前2点適時打で先制すると、小田快が右中間三塁打、植田も適時打と続き、3連続長短打で一挙5点。6回には1死一塁から植田の適時二塁打、日比の左前打、仲矢の適時二塁打、 山本の右前打と4連打で3点を追加した。

 小川は初回2死満塁のピンチを切り抜けると、その後も走者を出しながらも鳴門の「うずしお打線」に得点を許さなかった。

 鳴門は河野、尾崎、中山の1年生トリオが継投したが、近江の強力打線を抑えきれなかった。

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