開星は投手陣自滅…宮田、ボークに涙「心と体が一緒に動かず」

＜開星・大阪桐蔭＞５回表（大）１死一、三塁、打者・青柳の時、宮川（右）にボークの宣告、同点の生還を許す

第９６回全国高校野球選手権１回戦 開星６―７大阪桐蔭

（8月15日 甲子園）
　開星（島根）は投手陣が自滅して逆転負けした。恩田は３月に行った大阪桐蔭との練習試合の経験から「初回はきっちりいこう」と初回を３者凡退。しかし、４点の援護を受けた直後の２回は「このままいけると思って守りに入った」と暴投などで２失点した。

　救援した宮川も５回にボークで同点とされ、６回も暴投やボークと足が地に着いていなかった。セットポジションで静止するよう球審から注意され「やっていたつもりだったが、心と体が一緒に動いていなかった」と泣き崩れた。