“うずしお打線”9安打も無得点 森脇監督「負ける時はこんなもの」

[ 2014年8月16日 10:30 ]

<鳴門・近江>2回裏、近江に5点目を許しマウンドに集まる鳴門ナイン

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 鳴門0―8近江

(8月16日 甲子園)
 3年連続の甲子園は初戦で幕を閉じた。鳴門は“うずしお打線”と呼ばれ、徳島大会でチーム打率4割4分9厘をマークした強力打線が9安打を放ちながら無得点。1年生投手3人を継投させたが、近江に集中打を浴びて0―8と完敗した。

 初回2死から連打と死球で満塁としたが、6番・向が中飛に倒れ、先制機を逃した。逆に先発の左腕・河野が2回2死満塁から3連続長短打を浴びて5失点。6回には2番手の尾崎が1死二塁から4連打で3点を失った。

 森脇監督は「2回は河野がピンチの場面で力んでしまった。初回のチャンスをモノにできなかったのが…。負ける時はこんなものですね」と、淡々と振り返った。

 ▼鳴門・鳴川中堅手(2安打の主将)「得点できなかったのは悔いが残るが、甲子園に来られたことはよかった」

続きを表示

2014年8月16日のニュース