ギバちゃんの声援届かず…角館、逆転負けで初出場初勝利逃す

[ 2014年8月16日 19:38 ]

<八頭・角館>母校・角館に声援を送る柳葉敏郎

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 角館1―6八頭

(8月16日 甲子園)
 初回に鮮やかな3連打で先制した角館(秋田)だが、八頭に逆転負け。春夏通じて初めての甲子園を白星を飾ることはできなかった。

 初回1死から長沢が中前打で出塁、小笠原の右前打で一、三塁とチャンスを広げて4番・千葉の中前適時打で先制。初出場とは思えない伸び伸びしたプレーで先制点を奪い、同校出身で俳優の柳葉敏郎(53)らが声援を送るスタンドを歓喜させた。

 だが、2回以降は走者を出しながらも追加点を奪えない。先発の相馬が3回に1点を失って同点とされ、5回には勝ち越しを許してしまう。そして6回には3連打を浴びて3失点と力尽きた。湯沢監督は「11安打で1点。追加点が取れず、甲子園の厳しさを感じた」と漏らした。

 今大会、東北勢は利府(宮城)、聖光学院(福島)、山形中央(山形)、盛岡大付(岩手)が初戦を突破していたが、この敗戦で史上初の全6県初戦突破の夢も途切れた。

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