新コミッショナーに55歳マンフレッド氏選出 大幅若返り

[ 2014年8月16日 05:30 ]

セリグコミッショナーの後任に選出されたロブ・マンフレッド氏(AP)

 大リーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、オーナー会議を開き、来年1月で退任するバド・セリグ・コミッショナー(80)の後任に、MLB最高執行責任者(COO)のロブ・マンフレッド氏(55)を選出した。最終候補は同氏のほか、MLB事業担当副会長のティム・ブロスナン氏、レッドソックス会長のトム・ワーナー氏の3人に絞られたが、ブロスナン氏が辞退。全30球団のオーナーによる投票でマンフレッド氏は1度目で22票、2度目で満票を集め、「これだけの支持をいただき光栄に思う」と話した。

 第10代コミッショナーとなるマンフレッド氏は弁護士出身。98年に副会長に就任し昨年9月にCOOに昇格。92年から実質的なMLBの代表者だったセリグ氏は交流戦の実施、地区改編、ビデオ判定の導入など改革に乗り出してきた。大幅な若返りとなった55歳の新コミッショナーにも同様の手腕が期待される。

 ▼熊崎勝彦コミッショナー 先日渡米した際、これからの日米の野球、世界の野球についてマンフレッド氏と親しく有意義に意見交換ができた。彼のコミッショナーとしてのご活躍を祈念している。

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