浦和学院 17年ぶり3回戦敗退 エース小島乱れ3連覇ならず…

[ 2014年7月15日 11:13 ]

3回戦で敗れ、悔しい表情の浦和学院・小島

 第96回全国高校野球選手権大会(8月9日から15日間、甲子園)の地方大会は15日、各地で行われ、埼玉大会では昨春選抜大会優勝校で、今春の県大会を制した浦和学院が3回戦で県川口に1―4で敗れ、3連覇は果たせなかった。

 浦和学院は先発したエース左腕・小島が初回から乱れ、2死満塁から三塁内野安打で2点先制されると、4回にも2点を追加される苦しい展開。5回でマウンドを降り、岸がリリーフした。小島は初戦の狭山経済戦(12日)では15三振を奪う快投を見せたが、この日は厳しいマウンドとなった。

 浦和学院は、昨年春から埼玉県内では負けていなかった。

 打線も初回に1点を返したが、2回以降は県川口の背番号3のサウスポー・中島の巧みな投球にかわされ、相手を上回る安打を放ったものの押し切られた。

 浦和学院が3回戦で敗れるのは97年以来17年ぶり。森士監督は「浮足だって、歯車がかみあわずに負けてしまった。残念」と語った。

 今夏、埼玉大会では開幕戦で花咲徳栄が敗れるなど波乱が続いていた。

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