藤浪、プロ初完投勝利!惜しい!自責点0も1失点で初完封ならず

[ 2014年7月15日 21:26 ]

<中・神>阪神先発の藤浪

セ・リーグ 阪神8―1中日

(7月15日 ナゴヤD)
 阪神は先発・藤浪が5安打1失点でプロ初の完投勝利を飾った。初回に鳥谷の先制3ランで援護を受けると、マウンド上で躍動。7回に失策がらみで1点を失ったものの、13三振を奪う堂々の投球で今季7勝目を飾った。

 阪神は初回、先頭・上本の左前打と盗塁、大和の四球で無死一、二塁から鳥谷が右中間6号3ランを放ち、いきなり3点を先制した。6回には2死からゴメスが四球、マートンの中前打で一、二塁とし新井の中前適時打。なおも一、三塁から新井良が左前打を放ち“兄弟適時打”でこの回2点を奪った。

 7回には上本の四球と盗塁、大和の四球で1死一、二塁から鳥谷の投ゴロを中日・伊藤が二塁悪送球、その間に上本が生還し6点目。さらにマートンの中前適時打、新井の左翼線適時二塁打でリードを8点に広げた。

 先発・藤浪は初回を3者連続三振と上々のスタートを切ると、6回まで3安打9奪三振の無失点。7回1死一塁から高橋の一塁線の当たりをゴメスが後逸して1点を失ったが、その後も崩れることなく最後までマウンドを守り抜いた。

 中日は先発・雄太が初回にいきなり3ランを被弾するなど6回を7安打5失点。2番手・伊藤も1回を3失点と投手陣が精彩を欠いた。打線も敵失での1点のみと機能せず、チームの連勝は2で止まった。

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