今季最長5時間39分…広島 不敗神話継続の延長12回ドロー

[ 2014年7月15日 05:30 ]

<広・D>今季最長5時間39分の試合は引き分けに終わった

セ・リーグ 広島5-5DeNA

(7月14日 マツダ)
 不敗神話は生きていた。広島は今季、試合前まで6戦全勝だった延長戦。2点を追う12回2死二、三塁から菊池が右前へプロ初の1試合4安打となる2点適時打を放ち、執念の引き分け。

 「大事な場面。何とかしなければ…と思っていた」と菊池。1点を追う9回にも2死から同点の中前適時打と2度にわたってチームを救った。4番エルドレッドが6三振を喫し、17残塁という苦しい試合だったが、野村監督は「いろんなことがあったけどよく粘ったよ」と話した。

 ≪今季最長の5時間39分≫広島―DeNA戦は5月28日DeNA―ソフトバンク戦(5時間21分)を上回る今季最長の5時間39分。延長12回以内の試合としては、昨年9月4日、日本ハム―ソフトバンク戦の6時間1分を筆頭に史上5番目の長時間試合になった。なお、歴代最長は92年9月11日阪神―ヤクルト戦の6時間26分(15回)。

 ≪リーグワースト記録≫エルドレッド(広)が6三振(9回まで4三振)。延長回も含むセの最多記録は5三振となっており、リーグワースト記録を更新した。

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