バレンティン、今季11球団斬り 逆転本塁打は“4人中最多”

[ 2013年9月12日 07:38 ]

<ヤ・広>6回2、バレンティンは55号右越え本塁打を放つ

セ・リーグ ヤクルト2-6広島

(9月11日 神宮)
 ヤクルト・バレンティンの55本が過去の3打者と大きく違うのは、交流戦があるという点だ。バレンティンは自チーム以外の全11球団から本塁打をマーク。特に各4試合しかないパの全6球団から打ったことは特筆に値する。

 本塁打を記録した投手もシーズン歴代最多の45人で、対戦数の少ない相手でもきっちり仕留めてきた。状況別を見ると、得点差別ではビハインドから27本、肩書付きでは逆転本塁打が6本と4人中最多。イニング別では1~3回が16本で最少なのに対し、7回以降は20本と最も多い。さらに2ストライク後の17本も4人で最多。チームや自身のカウントが追い込まれた状況でも、平常心で打ってきたといえる。

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