上原31者連続斬り!球団記録01年野茂に並んだ

[ 2013年9月12日 06:00 ]

レイズ戦の9回、最後の打者を空振り三振に仕留め、雄たけびを上げるレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス2―0レイズ

(9月10日 セントピーターズバーグ)
 レッドソックスの上原が10日(日本時間11日)、レイズ戦の8回2死二塁から登板。回をまたいで完璧に抑え、今季19セーブ目を挙げた。9回には2番からの好打順ながら、2三振を奪うなど内容でも圧倒。これで31者連続アウトとし、球団では01年の野茂英雄以来の快挙となった。

 上原は「(野茂は)雲の上の人なので」と謙そんしながらも「投げるかどうかは別として(8回から登板する)準備はしていた。結果が出ているので気持ちも充実している」と話した。25試合連続無失点も、03年に長谷川滋利(マリナーズ)がつくった日本人投手記録に並んだ。

 メジャーでは完全試合やノーヒットノーランを達成した投手が、捕手に高級時計などを贈るのが慣例。捕手のサルタラマッキアからは「コージは僕とデービッド(控え捕手のロス)に、ロレックスの時計か何かをプレゼントすべきだよ」とおねだりされた。

 ≪今季58試合目無失点≫上原がレイズ戦で1回1/3をパーフェクトに抑え、31者連続アウトとした。レッドソックスでは01年に野茂英雄が、5月25日のブルージェイズ戦の4回無死二塁から、この試合の9回まで、そして同31日の同戦の5回1死まで、31者連続アウトにして以来の記録となった。また、上原は今季58試合目の無失点登板。これは、ア・リーグで単独1位(両リーグでは3位タイ)となっている。

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2013年9月12日のニュース