中島 日本人ルーキー米初対決で球児撃ち!

[ 2013年3月2日 06:00 ]

カブス戦の6回、藤川(右)から中前打を放ち一塁へ向かうアスレチックス・中島

オープン戦

(2月28日)
 アスレチックスの中島裕之内野手(30)とカブスの藤川球児投手(32)が28日(日本時間1日)、オープン戦で対戦。6回に藤川から中前打を放った中島に軍配が上がった。09年のWBCでともに日の丸を背負った日本球界の実力者が、メジャーのルーキーとして感慨ひとしおの「初対戦」となった。
【中島オープン戦成績 藤川オープン戦成績】

 存分に勝負を楽しんだ。6回2死走者なし。中島と藤川がマウンドから本塁まで18・44メートルの距離で向き合った。藤川は初球から直球系のボールを4球続け、2ボール2ストライク。そして5球目。捕手のサインに首を振り、藤川が投じたフォークを、中島が中前に運んだ。

 中島「球児さんと対戦できて良かった。球は見たことがあるので、ほかの投手よりはボールを選ばずに打ちにいけた。また(安打が)1本出たのは大きい」

 藤川「2アウトだったので、勝負を楽しもうと思った。真剣勝負してきっちりヒットを打たれたので、いい打者だと思う。さすがだなと」

 キャンプでアリゾナ入りしてからも食事を共にするなどプライベートでも仲がいい2人。互いに脳裏をよぎったのは10年の球宴だった。この時は藤川が直球を3連投し、中島は空振り三振に終わった。

 中島「球宴の時みたいに(5球目も)直球で来てくれるかなと思った」

 しかし、投じられたのはフォーク。藤川にも意図があった。

 藤川「(アリゾナ特有の乾燥した空気から)フォークは指に掛からないと思って、チェンジアップ気味に投げた。少し抜き気味でも長打はないと思った。きょうは緩急を使うと決めていて、実践できた」

 大きく落として空振りを奪うのではなく、打者のタイミングを外して泳がせる。読みが外れても中前打した中島、想定通り二遊間へゴロを打たせた藤川。両者に手応えが残った。

 公式戦でも両軍は7月2日(日本時間3日)から3試合戦う。4カ月後…。今度はどんな勝負を見せてくれるのだろう。

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