立浪コーチのおかげ 井端“代打極意”で見事な右打ち

[ 2013年3月2日 23:11 ]

8回日本1死二塁、代打井端が右前に同点打を放つ
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WBC1次ラウンド初戦 日本5-3ブラジル

(3月2日 ヤフオクドーム)
 内野はどこでも守り、代走としての起用も考えられる井端(中日)が、バットで貴重な働きを見せた。

 1点を追う8回、4番の糸井(オリックス)が犠打を決めて作った1死二塁のチャンスで、稲葉(日本ハム)に代打で井端。「稲葉さんの代打なのでプレッシャーもあったんですけど、打てて良かった」とホッとした表情で振り返った。

 中日ではレギュラーを張り、代打の経験は多くないが「立浪コーチは代打の経験があるので、代打の気持ちを教えていただいて。比較的リラックスして(打席に)立てたかなと思います」と中日の先輩に感謝した。

 教科書に載りそうな見事な右打ちは「内川選手(ソフトバンク)とずっと話していて、国際試合はあっちに打たないと(ヒット)打てないという話になった」と狙い通りの一振りだったことを明かした。

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2013年3月2日のニュース