渡辺監督「葛藤もあったが」続投決定　単年契約で来季が６年目

続投が発表された西武の渡辺久信監督

　プロ野球西武の居郷肇球団社長は１１日、来季も渡辺久信監督（４７）が指揮を執ることが決まったと発表した。単年契約で、２００８年から６年目となる。

　今季はシーズン序盤に最下位と低迷したものの盛り返し、７２勝６３敗９分けで２位となった。球団は７日のレギュラーシーズン終了後に続投を要請し、１０日に監督が受諾した。

　居郷社長は「リーグが拮抗している中で３季連続Ａクラスということはかなり評価している」と話し、渡辺監督は「葛藤もあったが、このチームはまだ強くなれると思いチャレンジしようと決めた」と語った。西武は１３日からクライマックスシリーズに臨む。