2年目・小野が初先発でプロ初勝利 原監督「投げざまが良い」

[ 2011年7月18日 06:00 ]

<巨・ヤ>長野(右)がウイニングボールをスタンドに投げ入れようとしてあわてる小野

セ・リーグ 巨人3-2ヤクルト

(7月17日 東京D)
 真っ黒に日焼けした顔。白い歯を見せながら、巨人の小野が夢にまで見た東京ドームのお立ち台に上がった。5回8安打を浴びながら2失点でプロ初先発初勝利。「(斎藤)佑ちゃんのように何か“持ってる”かも」と隣の阿部から振られると、「僕は持っていません。本塁打も打ってもらい、阿部さんに勝たせてもらった」と恐縮しきりだった。

 登板前、緊張のあまり足の震えが止まらなかった。2回以降は得点圏に毎回走者を背負った。頭に浮かんだのは試合前、エース左腕・内海から掛けられた言葉だ。「おまえ、そんなヤワな練習してへんやろ」――。「苦しいときを思い出した」と小野。最速144キロの直球、切れ味鋭いスライダーで要所を締めた。

 ヤクルト戦は8連敗後の連勝でカード勝ち越し。原監督も「小野はウチにはいない投げっぷりの良さ。非常に“投げざま”がいい」と目を細めた。「やっとスタートラインに立った感じ。阿部さんのリードに応えられるようにしたい」。手にはウイニングボール。日焼けした顔は喜びに満ちていた。 

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