初登板ルーキー七条やった!ヤクルト、巨人に4連勝!

[ 2011年6月28日 21:15 ]

巨人戦に先発したヤクルト・七条

セ・リーグ ヤクルト4-1巨人

(6月28日 郡山)
 プロ野球、巨人―ヤクルト6回戦は28日、福島県郡山市の開成山球場で行われ、ヤクルトが4―1で勝利。ドラフト2位ルーキーの七条が7回を3安打1失点、プロ初登板で初白星を飾った。巨人の先発・グライシンガーも7回を2失点と好投したが、援護がなかった。

 東日本震災後、福島県内で開催される初のプロ野球公式戦。初回、グライシンガーは3者凡退と上々の立ち上がり。一方の七条は坂本、亀井見逃し、長野空振りと3者連続三振の絶好のスタートを切った。

 2回、立ち上がりよかったグライシンガーが崩れた。先頭の畠山が二塁打で出塁。続くバレンティンは三振に倒れたが、宮本の右飛で三進。ここで7番川端が左前に運び先制のホームを踏んだ。川端は「打ったのはストレート。一軍に復帰してから一本も出てなかったので、正直ホッとしました」と安どの表情。さらに8番相川は左越えに二塁打を放つ。川端が一塁から一気にホームを突く。タイミングはアウトだったもののボールがそれて2点目。「打ったのはストレート。たまには打たないとね。七条が初先発だし守りでも助けたい」と投手を気遣う相川。ヤクルトが大きな2点を先取した。

 その裏、ラミレスは大きな当たりを見せたが左飛。小笠原も粘ったものの三振、谷は初球を打って三ゴロとこの回も3者凡退に終わった。

 3回、ヤクルトは田中が四球で出たものの後続が打ち取られた。その裏、巨人は先頭の阿部が左前打で出塁。続く脇谷のあたりは二遊間へ。田中が取って二塁へ投げたが悪送球で一、二塁オールセーフ。ここでグライシンガーが送りバントを試みたが、三塁アウト。一番坂本も簡単に打ち上げ2死。チャンスをつぶしたかと思われたが、亀井が右翼へ適時打を放ち1点を還した。

 3回を終わって、巨人・吉村打撃コーチは七条について「3月に対戦した時よりも、ボールの質が良くなっている。ただうちも打線の状態が上向きなので1人で決めようとせず、つないでいく気持ちで攻略していきたい」と話した。

 4回、ヤクルトは3者凡退。その裏、巨人は1死から小笠原が右翼フェンス上部に当たる二塁打で出塁。しかし、次の谷は投ゴロ。阿部も三振に倒れ無得点。1死二塁を生かせなかった。

 5回、ヤクルトは2死から青木、田中と連打が出たが無得点。その裏巨人は3者凡退。七条は勝利投手の権利を手に入れた。

 6回はともに3者凡退。7回、ヤクルトは川端が内野安打で出塁。相川が送って、打者は七条だが代打はなし。しかし、七条は三振。続く青木も三振に取られこの回は無得点。その裏の巨人は3者凡退。七条が巨人打線を完全に牛耳っている。

 8回、追加点がほしいヤクルトがチャンスをつかむ。先頭田中が四球で出塁。ここで巨人ベンチはグライシンガーをあきらめ西村をマウンドに。宮出の代打・三輪が送りバントを決め1死二塁。続く畠山は期待されたが中飛。4番バテンティンは不調だが、警戒されて敬遠で宮本勝負。しかし宮本は二ゴロを打たされて無得点に終わった。

 ピンチの後にチャンスあり。ヤクルトの投手はバーネットに代わったが、巨人は先頭の脇谷が中前打で出塁。投手の代打・古城は送りバント失敗、二塁アウトで1死一塁。それでも1番坂本が左前打で一、二塁に。同点、逆転のチャンス!しかし亀井のあたりは二塁へ。4-6-3の併殺打となり3アウト。一気にチャンスが消えてしまった。

 9回、ヤクルト2死から試合が動いた。(巨人の投手・越智)投手の代打ユウイチが四球で出ると、1番青木が右二塁打で続いて二、三塁。ここで田中が左前にはじき返し一気に2人がホームイン。ヤクルトに大きな大きな2点が入った。

 その裏、ヤクルトのマウンドにはもちろんイム・チャンヨン。簡単に2死を取った後、小笠原、高橋由と連続四球を許す。打席には阿部。巨人ファンで埋まったスタンドは大いに盛り上がる。しかし阿部の打球は一ゴロ。結局4-1でヤクルトが巨人に4連勝。七条はプロ初登板初先発で初勝利の快挙だ。

 七条は試合後、初のヒーローインタビューで「相川さんのミットだけを見て投げた。7回まで投げられてうれしかった」と喜びのコメント。巨人打線については「怖かった」と話したが、「みんなに迷惑駆けないよう投げた。みんなに感謝したい」とにこやかに話した。小川監督も「チームにとっても大きい」と喜んでいた。

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