好調維持の長野 川上と長嶋に並ぶ可能性あり

[ 2011年6月28日 13:45 ]

好調を維持している巨人・長野

 昨年新人王の巨人・長野久義外野手(26)が目下セ・リーグの打率トップを走っている。入団2年目に首位打者を獲得すれば史上9人目の最速記録となる。昨年と今季の打撃内容を比較しながら快挙達成の可能性を探ってみた。

 長野にとって2年目のジンクスは無縁のようだ。27日現在、打率・333で宮本(ヤ=・319)に1分4厘の差をつけリーグ1位。6日の日本ハム戦からは自己最長となる12試合連続安打を継続中と好調を維持している。

 ルーキーイヤーの昨年は開幕から交流戦直前までの打率が・298と順調なスタート。ところが交流戦に入るとプロの壁にぶつかり、結局交流戦の打率は・159に終わった。それでも長野はそのまま落ち込まず、リーグ戦再開からシーズン終了までの打率は・328と見事に復調。昨年セ・リーグ相手だけなら打率・319と堂々の3割打者だった。

 今季は交流戦前の打率が・330で交流戦は・326と、ほぼ横ばい。昨年苦しんだパの投手を攻略したことで、首位打者獲得に向け視界が開けてきた。もっともセ各球団の対戦打率をみると昨年、今季と中日、ヤクルト戦は2割台に低迷。現在両球団は巨人より上位にいる。この2球団の対戦打率を上げれば、初の首位打者と同時にV奪回もぐっと近づくだろう。

 過去に新人の首位打者は生まれていない。入団2年目に獲得すれば05年青木(ヤ)以来9人目の最速記録。巨人では39年川上、59年長嶋に次ぎ52年ぶり3人目になる。今季の長野は昨年9度あった10打席以上の連続無安打がいまだにない。スランプ知らずの打撃で、偉大な先輩に肩を並べることができるか注目だ。

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