ハム新助っ人獲得へ!万能型野手は高校の先生!

[ 2011年6月28日 06:00 ]

日本ハムが獲得するスケールズ

 日本ハムが新外国人としてカブス傘下3Aのボビー・スケールズ内野手(33)を獲得することが27日、分かった。すでに条件は大筋で合意しており近日中にも正式発表、来月上旬にも来日予定だ。

 2年ぶりのリーグ制覇を目指すチームは、首位・ソフトバンクと2ゲーム差の2位につけている。だが、18日の広島戦(マツダ)でリードオフマンの田中が左足首を骨折。今季絶望となったことで球団はチーム統括本部から職員2人を米国に派遣。二塁を守れる新外国人を本格調査していた。

 オフには母校のジョージア州ミルトン・ハイスクールで教師としても勤める異色助っ人は、メジャー関係者によれば「内外野ならどこでもこなすユーティリティープレーヤー」でスイッチヒッターだ。

 カブスではホフパワーとも同僚だっただけに、日本野球を理解するための環境も整っている。「先生助っ人」が田中の代役としてV請負人になる。

 ◆ボビー・スケールズ 1977年10月4日、ミシガン州生まれの33歳。ミシガン大を経て99年ドラフト14巡目で内野手としてパドレス入団。フィリーズ、オリオールズ、レッドソックス傘下マイナーを経て09年にカブスとマイナー契約。同年5月5日のジャイアンツ戦で待望のメジャーデビューを果たした。メジャー通算2年間で61試合に出場し打率・248、3本塁打、17打点。1メートル83、84キロ。右投げ両打ち。

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2011年6月28日のニュース