菅野、米国斬り秘密兵器「新フォーク」手応え!

[ 2011年6月28日 06:00 ]

<大学日本代表・イースタン混成>力投する日本代表・菅野

練習試合 大学日本代表2-5イースタン混成

(6月27日 明大グラウンド)
 第38回日米大学野球選手権(7月4日開幕、米国)に臨む大学日本代表は27日、東京都府中市でイースタン・リーグ混成チームと練習試合を行ったが、2―5で敗れた。今秋ドラフト1位候補の157キロ腕、東海大・菅野智之投手(4年)は5番手として8回から登板。今大会で守護神を務める予定の右腕は2回3安打1失点も、対米国打線用の秘密兵器に「新フォークボール」を挙げた。
【日本代表メンバー】

 菅野の頭には米国の強力打線を手玉に取るイメージが出来上がっていた。鍵はボールにあった。

 「米国製のボールは(縫い目の)ヤマが低い。フォークが面白い変化をするし落ちるボールが有効になると思う。(軌道は)揺れる感じですね」

 フォークボールはリーグ戦ではほとんど投げていないが、米国製ボールを使った練習ではその軌道を確認済みだ。今回の日米大学選手権で使用する球は日本製よりも縫い目が低い。ストンと落ちる本来の軌道とは違って、揺れるような軌道で落ちるため「直球を生かすための投球をしていきたい。有効に使いたい」として決め球としても使う考えだ。

 MAX157キロの直球を持つ右腕も直球一辺倒では通用しないことは理解している。イースタン・リーグ混成チームとの試合はプロ野球の統一球を使用したが、フォークボールも2球試投。揺れて落ちる軌道ではないが、鬼屋敷から空振りを奪うなど仮想米国打線としたプロの打者を相手に確かな手応えもつかんだ。

 「いい状態にはほど遠い」と話したマウンドで直球の最速は148キロ止まり。東海大相模の1年後輩、巨人・大田との対決では1死満塁から左犠飛を許して失点した。その中でも、直球を中心に攻める投球を見せた菅野に金光興二日本代表監督(法大)は「最初は後ろで考えてます」と守護神で起用する考えを明言。そのうえで「4、5戦目までもつれれば先発もある」と投手陣の柱としてフル回転させる意向を示した。

 「昨年の世界大学選手権でもそういう(抑えとしての)調整をしてきた」と菅野。揺れて落として、勝ちを拾う。新フォークを引っ提げて菅野が米国に乗り込む。

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