滝川高野球部で暴力 兵庫県大会出場を辞退

[ 2011年6月28日 11:05 ]

 神戸市須磨区の私立滝川高校野球部で上級生が下級生に暴力をふるったとして、同校が第93回全国高校野球選手権兵庫大会の出場辞退を申し出ていたことが28日、分かった。県高校野球連盟が明らかにした。

 県高野連によると、今月3日の練習前、校内の部室で上級生4人が下級生5人の練習や生活態度を注意し、全員を平手打ち。うち1年生1人が、耳の鼓膜に穴が開くけがを負った。保護者が21日、けがで水泳の授業を受けられないと高校に訴え、暴力が判明した。

 高校は22日、県高野連に連絡。27日夜に出場辞退を申し出て、高野連は受け入れた。問題発覚後、野球部は練習を自粛している。

 県高野連の笠間龍夫理事長は「暴力はあってはならないが、3年生の思いを考えるとつらい。残念至極だ」と話した。

 滝川高校は、プロ野球巨人の村田真一コーチらを輩出した高校野球の古豪で、これまで甲子園に19回出場。同校の江本博明校長は「極めて遺憾。今後このようなことがないよう再発防止に取り組みたい」と話した。

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