イチロー1安打 マ軍監督カリカリ「ひどい攻撃だった」

[ 2011年6月28日 15:35 ]

 マリナーズのイチローは27日、シアトルでのブレーブス戦に「1番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。内容は空振り三振、中前打、空振り三振、遊ゴロで打率は2割7分3厘。チームは1―3で敗れた。

 マリナーズは1点しか挙げられずに敗れ、再び借金1に。ウェッジ監督は「ひどい攻撃だった。ずっとこれまでも繰り返してきたが、それぞれがもっと頑張らないといけない」と不振の打線に対して怒りをあらわにした。ここ10試合で計23点。投手陣が好調でも、なかなか勝ちが続かない。

 イチローは三回に外の変化球をバットの先で拾うようにして中前へ運んだが、それ以外は快音が聞かれなかった。五回2死三塁では、多彩な球種を操るブレーブスの若手右腕ビーチーに、空振り三振に仕留められた。なかなか自分の形でバットを振れない、最近の状態を象徴するような打席だった。(共同)

続きを表示

2011年6月28日のニュース