内海 両リーグ単独トップの9勝目!あの言葉は「封印」

[ 2011年6月19日 06:00 ]

<巨・西>完投勝利を挙げた巨人の内海は両手を上げてガッツポーズ

プロ野球 交流戦 巨人2-1西武

(6月18日 東京D)
 巨人は、内海の投げる試合は絶対に負けられない。1失点完投勝利。防御率はヤクルト・館山に抜かれ、勝率も合わせた投手3冠の座からは陥落したが、自身7連勝で両リーグ単独トップの9勝目を手にし「向こう(涌井)は大エース。負けないよう胸を借りて投げた」と振り返った。

 「失策はつきもの。カバーすれば野手も打ってやろうとなる。持ちつ持たれつです」。味方の拙守をきっちりカバーした。2回2死で浅村の左前の打球をラミレスが後逸(記録は三塁打)したが、続く熊代を空振り三振。8回2死では悪送球した三塁・ライアルのグラブをポンと叩き、下を向かないよう促した。127球で散発3安打。スライダー、チェンジアップに加え、5月21日の日本ハム戦(札幌ドーム)で好感触をつかんだフォークも「抜けたのがなかった」と精度が高かった。

 5回には「僕が出れば1番に回るので1点でも多く取りたかった」と、2死三塁で投手強襲の内野安打を放つなどマルチ安打。原監督は「本当に投打のヒーロー。先に点を与えない集中力と執念は見事だった。代える材料が全くなかった」と絶賛した。

 お立ち台では「20勝!」とファンから声が飛んだが、内海は冷静だった。「去年はそれを言って11勝に終わった。今年は封印します。投げる試合は全部勝てるように頑張ります」。チームは6月は4勝8敗だが、前回の4連敗に続き、今回も3連敗で止めた内海自身は3勝。負けていれば06年以来の借金7という危機を救い、川口投手コーチも「いい投球をした。やっぱりエース」と絶賛した。頼れる左腕。今や絶対的な存在になりつつある。

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