杉内 1500Kも痛恨の1球「完全に失投」

[ 2011年6月19日 06:00 ]

<横・ソ>7回4失点で降板のソフトバンク先発・杉内

プロ野球 交流戦 ソフトバンク4-6横浜

(6月18日 横浜)
 痛恨の1球だった。通算100勝がかかっていたソフトバンクの杉内は、2点リードの7回2死一塁で代打・中村に対し、オール直球勝負に出たが、5球目にまさかの同点2ランを被弾。「真ん中高めに入ってしまった。完全に失投ですね」と反省した。

 0―1の5回には自らのバットで、1死満塁から走者一掃の右中間3点二塁打。6回には史上3番目の速さで通算1500奪三振を達成するなど、それまでは「杉内デー」だっただけに「もったいなかった」と悔しさを募らせた。チームは交流戦初の連敗。19日の最終戦で引き分け以上なら交流戦史上最高勝率が決まるだけに、秋山監督は「あす(19日)は勝たないと」と気を引き締め直した。

 ≪杉内 歴代3位のスピード1500K≫杉内(ソ)が18日横浜3回戦(横浜)の6回、石川から三振を奪い通算1500奪三振を達成した。プロ野球50人目。初奪三振は02年4月1日ロッテ戦でサブローから。通算1423回1/3での到達は石井一(ヤ)1413回、江夏(神)1423回に次ぎ歴代3位のスピード記録。

 ▼ソフトバンク・ファルケンボーグ(8回にスレッジに勝ち越し2ランを浴び、今季初黒星)あってはいけないことだが、仕方がないこと。(自分の投球には)自信を持っている。

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2011年6月19日のニュース