6番でもどやっ!中田 故郷で連発4安打5打点

[ 2011年6月19日 06:00 ]

<広・日>7回、日本ハムの中田は左越えに第8号ソロを放ち笑顔でポーズ

プロ野球 交流戦 日本ハム9-1広島

(6月18日 マツダ)
 6番でも凄いんです!日本ハムの中田翔内野手(22)が18日、広島戦で自身2度目の2打席連続アーチ。7回に左越えへ8号ソロを運ぶと、8回は左翼席最上段奥への特大9号2ランだ。この日から左大腿二頭筋を痛めていた小谷野栄一内野手(30)が4番でスタメン復帰。17試合ぶりに打順は4番から6番に下がったが自己最多の5打点をマークするなど2年ぶりの広島凱旋はド派手な中田劇場となった。
【試合結果】

 打順が変わっても、中田の豪快な打球は変わらない。8回1死二塁。永川勝の直球をフルスイングではじき返した。走り出した瞬間にガッツポーズ。打球は左翼最上段奥のコンコースまで飛んだ。7回の3試合ぶりの8号ソロに続く、自身2度目の2打席連続アーチ。昨年の自己最多に並ぶ9号2ランは、故郷の熱い声援に応える130メートル弾となった。

 「1本目は変化球に泳がされたけれど、2本目は完璧。バットが体の内側からうまく出た。もちろん狙ってないけれど、打った瞬間に興奮状態になった。きょうは子供の頃から応援してくれるたくさんの人が見に来てくれた。凄くうれしい」

 5月25日の中日戦(ナゴヤドーム)から16試合連続で4番を任されたがこの日から小谷野がスタメン復帰。打順は25日ぶりに6番へ戻った。「気楽になった部分もある。4番に小谷野さんがいるとしっくり来るし自分も落ち着く」。初回2死満塁では左越え先制2点二塁打。これで今季、満塁機では4打数4安打だ。5回の左前打と合わせ、今季初の4安打で自己最多の5打点。三塁打が出ればサイクル安打のところで、お釣りがくるほどのビッグアーチをかっ飛ばした。

 精神的に落ち着けた理由は他にもある。前夜は広島市内の実家で母・香織さん(47)の手料理に舌鼓。待っていたごちそうは辛味噌で煮込んだモツ鍋だった。中田は遊びに来た親戚の子供を膝上に座らせながらはしを伸ばしたが、5歳の男の子がジュースばかり飲んでいると「ちゃんとご飯も食べなさい」と注意した。ルーキーの頃、自身は好きな物を好きな時間に食べてばかり。やんちゃだった少年は、すっかり大人になった。

 故郷では09年に1度だけ打席に立っている。6月20日広島戦。代打で左飛に倒れると試合後、2軍落ちを通告された。昨年は左膝手術で広島にも来られなかった。今や技術、精神面でも他の一線級選手に決してひけをとらない。試合前のことだ。「2安打してみろ」――。梨田監督から冗談交じりに言われた。「6番で少し不服そうかなと思ったんで言ってみたら、その倍の4安打も打った」と指揮官も驚いた。

 「とにかくきょうは打つ打たない関係なく、元気な姿をみんなに見せたかった」。試合後に耳に届いた。「ナカター!」。広島ファンからも送られた声援が心地よかった。 

 ≪意外?昼に強い中田≫中田(日)が2ホーマーを含む4安打を放ち5打点の活躍。1試合4安打は昨年8月27日のオリックス戦以来、マルチ本塁打は昨年8月6日の楽天戦以来で、いずれも自身2度目の大当たり。5打点は前記楽天戦の4を抜く自己最多になった。この日は初回に2死満塁からV打となる2点二塁打。満塁機は今季5度目だが、全ての打席で打点を挙げるなど4打数4安打、1犠飛、10打点と好機で勝負強い。また、昼夜別成績を見ると
昼=18試合・352、6本塁打、24打点
夜=31試合・229、3本塁打、14打点
と、デーゲームで荒稼ぎしている。

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