【日本シリーズ】第4戦の予告先発 阪神は才木浩人、オリックスは山崎福也

[ 2023年10月31日 22:11 ]

SMBC日本シリーズ2023第3戦   オリックス5―4阪神 ( 2023年10月31日    甲子園 )

阪神・才木浩人(右)とオリックス・山崎福也
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 「SMBC日本シリーズ2023第3戦」が31日、甲子園球場で行われ、オリックスが逆転で阪神を下し2勝目(1敗)を挙げた。

 試合後には11月1日に甲子園で行われる第4戦の予告先発が発表され、阪神は才木浩人投手(24)、オリックスは山崎福也投手(31)が登板する。

 第4戦に先発する才木は「ブルペンもいつも通りで、球の強さもある程度出ている。考えすぎず、シンプルに自分のスタイルで押していけたら」と言葉に力を込める。京セラドームで行われた28日の第1戦は先発した村上が勝利投手に。同学年で、同じ兵庫県出身の右腕に続くべく「自分は自分にできることをしっかりやるのが先決」と誓った。


 第3戦は2回に1死一、三塁から阪神・坂本の一、二塁間を破ろうかという当たりの間に、三走・大山が先制のホーム。一方、オリックスは相手先発・伊藤将の前に3回まで無得点も、4回に頓宮がバックスクリーン左のスタンドギリギリに同点弾。続く同点の5回に紅林、若月の連打でチャンスをつくると、広岡の遊ゴロ併殺の間に勝ち越し。2死一、二塁から宗が7球粘った後のフルカウントから真ん中に入ってきた142キロの直球を見逃さずフルスイングし、右中間を破る2点適時二塁打でこの回3点を奪った。

 6回にはオリックスが阪神2番手・ブルワーから先頭の頓宮が左前打で出塁。四球と犠打で1死二、三塁のチャンスをつくると、若月がきっちりと左犠飛を放ち加点。リードを4点に広げた。

 しかし、甲子園の大歓声に背中を押された阪神は4点を追う7回に相手3番手・山岡から先頭の坂本、続く木浪が連打で無死一、二塁とチャンスをつくる。球場のボルテージが最高潮に達する中、代打・糸原が中飛、近本四球で1死満塁に。そして中野の一ゴロの間に1点返すと、3番・森下が右前に2点適時打を放ち1点差まで詰め寄った。

 だが、阪神の逆襲もここまで。オリックスが最後は守護神・平野をマウンドに送り1点を何とか守り抜きシリーズ2勝1敗とした。

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