オリックス黒星発進から連勝!日本一確率79%に 好投の東が球団初の快挙、育成出身で先発勝利

[ 2023年10月31日 21:54 ]

SMBC日本シリーズ2023第3戦   オリックス5―4阪神 ( 2023年10月31日    甲子園 )

<神・オ>5回、中野を左飛に打ち取り、雄叫びをあげる東(撮影・須田 麻祐子)
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 オリックスが敵地・甲子園に舞台を移して行われた「SMBC日本シリーズ2023」第3戦で1点差勝ち。初戦黒星からの2連勝で通算2勝1敗と勝ち越した。

 なお、過去の日本シリーズで1勝1敗から先に2勝目を挙げたチームのV確率は79%となっている。

 オリックスは0―1で迎えた4回、左第4中足骨の疲労骨折から復帰後、初めて一塁守備についた4番・頓宮が相手先発左腕・伊藤将の外角低め直球をバックスクリーン左へ1号ソロとして同点。1―1で迎えた5回には紅林、若月の連打とエンドラン成功で無死一、三塁とし、広岡の遊ゴロの間に勝ち越した。

 この回、宗にも今シリーズ12打席目にして初安打となる2点適時二塁打が出て、一走だった先発右腕・東も激走で一気に本塁生還を果たして4―1。6回には2番手右腕・ブルワーから若月の犠飛で1点追加して5―1とリードを4点に広げた。

 7回に3番手右腕・山岡が打者6人に3安打を集中されて一挙3失点。1点差に迫られたところで3番手右腕・宇田川が登板し、大山に痛烈な打球を打たれるも名手・宗が好守で三ゴロにしてピンチを切り抜けた。8回もイニングまたぎとなった宇田川は2死二塁のピンチを切り抜けて無失点。9回は39歳の守護神・平野佳で逃げ切った。

 6年目右腕・東は5回5安打1失点と好投。育成出身選手として球団史上初めて日本シリーズでの先発勝利を手にしている。

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