阪神・伊藤将「バント処理をミスしたのが原因かなと…握り損ねた感じ」5回の失点悔やむも前を向く

[ 2023年10月31日 23:05 ]

SMBC日本シリーズ2023第3戦   阪神4ー5オリックス ( 2023年10月31日    甲子園 )

<神・オ>5回に3点を失った伊藤将は肩を落としてベンチへ戻る(撮影・大森 寛明)
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 本拠、甲子園へ戻った阪神はオリックスに連敗し、通算1勝2敗となった。先発した伊藤将司投手(27)は5回83球を投げ5安打4失点(自責2)で敗戦投手となった。

 3回までは快調に飛ばし1安打無失点に抑えていた伊藤将。4回に頓宮に同点弾を浴びると、同点の5回に4点を失った。

 5回。1点を勝ち越された後の1死一塁で自らバント処理をミス。二塁送球が逸れて1死一、二塁とピンチを広げると、2死後に宗に粘られた後の8球目、142キロの真ん中直球を右中間深くに運ばれ2点を失った。

 5回の失点について「バント処理をミスしたのが原因かなと思います。握り損ねた感じです。あそこのミスが一番原因かなと思います」と敗戦の責任を負った。全体的な調子については「球自体は悪くなかった」と声を絞り出した。

 しかし、まだ第3戦を終え1勝2敗。下を向いている暇はない。「次の試合に向けてしっかり調整して、次の機会があればしっかり投球できたらいいなと思います。上下に制球できていなかった。改善したい」と前を見据えた。

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