古田敦也氏 ヤクルト時代の元同僚、Dバックス・ロブロ監督に対面 果たした約束とは…

[ 2023年10月31日 09:24 ]

ワールドシリーズ開始前、フィールドでロブロ監督と対面した古田敦也氏(撮影・杉浦大介通信員)
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 元ヤクルト監督で野球解説者の古田敦也氏(58)が30日(日本時間31日)、ワールドシリーズ第3戦が開催されるアリゾナ州フェニックスのチェースフィールドを訪れ、試合前、ヤクルト時代の元同僚、ダイヤモンドバックスのロブロ監督を激励した。

 今春、ロブロ監督の依頼を受けた古田氏は、臨時コーチとしてダイヤモンドバックスのキャンプに参加。その際、「ワールドシリーズに出たら俺も行くよ、って話はしていた」という。「正直なことを言うと、まさか来るとはね。約束を果たすことができました」と笑みがあふれた。

 ロブロ監督が日本でプレーしたのは2000年の1年だけ。ケガもあって活躍はできなかったが、当時からメジャーの監督就任が夢と語っており、古田氏は指導者としての適性も感じていたという。「(日本での選手時代も)日本の野球を勉強したいと言っていた。僕らの経験上、外国人選手であんなにバント練習を一生懸命やっているのはあいつだけ。日本の野球も1つのやり方。スモールベースボールとか言われるけど、そういうのも勉強していたんじゃないかとは思います」と振り返った。

 若手が多いダイヤモンドバックスは第2戦では3つの犠牲バントを決めるなど、小技、スピードを備えた多才なチームに成長した。今回、古田氏はアリゾナ開催の3試合を観戦予定。「3勝したら、(ロブロ監督と)一緒に(球場の外野スタンドにある)プール飛び込もうかな。優勝してプールに飛び込むのはヤクルトのネタなんで」と嬉しそうにジョークを飛ばしていた。(フェニックス 杉浦大介・通信員)

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