西武・榎田大樹、青木智史新ファームコーチが就任会見 今ドラフト7人中6人が投手で若手育成に期待

[ 2023年10月31日 13:58 ]

現役時代の榎田大樹氏
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 来季、西武のファーム投手コーチに就任する榎田大樹氏(37)と育成コーチ兼人財開発チーフに就任する青木智史氏(44)が31日、埼玉・所沢市の球団施設で就任会見を行った。

 榎田新コーチは阪神、西武で通算237試合に登板し、21年に現役引退後は映像やデータに動作解析などを担うバイオメカニクス部門を担当。「正直コーチになれると思っていなかったので、驚いているというのが一番の気持ち」と率直な感想を口にし「自分はこういう投手、どういう体の癖があって、それをどう生かしていくか。それを理解してもらって結果を残すことで信頼を得られると思います」と経験を生かした指導を目指していく。

 今秋のドラフトは7人中6人が投手。ドラフト1位では即戦力左腕の国学院大・武内を獲得した。チームの先発左腕は主に隅田だけで育成に期待がかかる。「まずはしっかりと選手の意見を聞いて、選手がどう思っているかを聞いたことによってお互いが理解して、選手が思っている方向に向けてあげたい」と若手育成に尽力する。

 98~00年まで広島でプレーし、退団後は立正大でコーチを務めていた青木コーチは「ドラフト指名されたような気持ちでワクワクしている。選手の目標設定を明確にし、言語化してプレーにつなげていければ。プッシュ型よりプル型のコーチングが理想」とコーチ像をイメージした。

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