DeNA、育成1位・高見沢が指名あいさつ 父は契約金0円の元オリ戦士!「いち早くスターになりたい」

[ 2023年10月31日 17:20 ]

指名あいさつを終え記念撮影に応じる左からDeNA・中川スカウト、育成1位・高見沢、八馬アマスカウトグループリーダー
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 DeNAから26日のドラフト会議で育成1位で指名された敦賀気比の高見沢郁魅内野手が31日、同校で八馬幹典アマスカウトグループリーダー、中川大志スカウトから指名あいさつを受けた。

 父の高見沢考史氏(48)は、00年ドラフト6位でオリックス入りし、契約金0円だったことで話題になった。高見沢は甲子園には22年春、夏、23年春の3度出場。通算18打数6安打、打率・333、2打点をマークした。高校通算26本塁打で、しなやかなバットスイングから広角に打球を飛ばすことができる打撃センスが評価されている。

 高見沢は父について「親父にはお世話になったんで、厳しく教えられたので、そういうのがあって自分の今がある。恩返し、親孝行という形になると思うんですけど、そういうのができればなと思います」と声を弾ませた。

 また、ドラフト1位で指名された元ヤクルトの度会博文氏を父に持つENEOS・度会隆輝外野手も「三塁手」でのプレーを視野に入れる。

 元プロJr.同士の戦いにも熱が入るが、さらに今季首位打者の宮崎敏郎という「大きな壁」も同ポジションにはそびえる。高見沢は「(支配下契約を)1日目から狙うくらいの気持ちで、いち早くスターになって、そういう人たちにも勝てるように今から頑張りたい」と意気込んだ。

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