ワールドシリーズ第3戦 レンジャーズが2勝1敗 3-1でDバックス下す シャーザー3回降板も

[ 2023年10月31日 12:10 ]

ハイタッチして喜ぶレンジャーズ(AP)
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 大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)第3戦が30日(日本時間31日)、ダイヤモンドバックスの本拠地アリゾナ州フェニックスのチェースフィールドで行われ、レンジャーズが3-1で勝利し、シリーズを2勝1敗とした。

 3回、二死三塁のチャンスを作り、ダイヤモンドバックスの先発右腕ファートから1番セミエンの中前適時打で先制。続く2番シーガーが右翼席に今ポストシーズン5号となる豪快な2ランを打ち込み、3点を奪った。

 レンジャーズの先発シャーザーは3回まで2安打2四球無失点に抑えていたものの、4回裏のマウンドに上がって投球練習をした際、何らかの異常を訴え、トレーナーとともに降板。その後、シャーザーは「背中の張り」と伝えられた。

 さらに8回には4番打者のガルシアが中飛に倒れた際に左脇腹を痛め、その裏の守りから交代するというアクシデントが続いた。ただ、この苦境下でもレンジャーズは5人の投手をつなぎ、ダイヤモンドバックスの反撃を8回の1点に抑えて快勝。これで今ポストシーズン、敵地では無傷の9連勝となった。第4戦は31日(日本時間11月1日)、同じくアリゾナ州フェニックスのチェースフィールドで行われる。(フェニックス 杉浦大介・通信員)

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