侍Jが豪州に連勝 初選出組が躍動!佐々木朗、高橋が無失点、塩見は3安打2打点2盗塁 大勢3者連続K

[ 2022年11月10日 22:17 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表9―0豪州代表 ( 2022年11月10日    札幌D )

<豪・侍>4回を投げ終え塩見とグラブタッチを交わす佐々木朗(撮影・高橋茂夫)
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 野球日本代表の侍ジャパンは10日、強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」のオーストラリア戦に9―0で快勝。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドで同じB組に入った相手に2連勝を飾った。

 侍ジャパン初選出となった先発のロッテ・佐々木朗が4回4安打無失点。同じく初選出となったヤクルトの7年目左腕、高橋が2回1安打無失点で4三振を奪う力投。7回から伊藤(日本ハム)、湯浅(阪神)とつなぎ、9回は大勢(巨人)が圧巻の3者連続締め。5投手による完封リレーとなった。

 打線は史上最年少の3冠王となった村上をベンチに置く中、11安打で9得点と効率良く加点した。なかでも、初選出で「1番・中堅」で先発出場した塩見(ヤクルト)が躍動した。0―0で迎えた2回、1死から西川(広島)、岡本和(巨人)の連打と中村(ヤクルト)の四球などで2死満塁とした先制のチャンス。相手先発右腕・アサートンに1ボール2ストライクと追い込まれながら、内角直球を中前に弾き返す先制の2点打を放った。初回にも二塁内野安打で出塁して二塁盗塁にも成功。6回も先頭で左翼へ安打を放ちこの日2個目の二塁盗塁を決めた。7回、9回も四球で出塁と、6打席中5打席で出塁。4打数3安打2打点2盗塁と来年3月の本大会での代表入りへ猛アピールした。

 代表メンバーは12月下旬にも発表されるとみられる。09年の第2回大会以来、3大会ぶりの世界一を目指す第5回WBCの戦いは、来年3月9日の中国戦からスタートする。

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