侍・近本、28歳誕生日に“対応力”発揮 変則左腕から2点打も「もうちょっと打ちたかった」

[ 2022年11月10日 05:05 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表8─1豪州代表 ( 2022年11月9日    札幌D )

<侍・豪> 6回、ケネディから2点適時打を放つ近本(撮影・光山 貴大)
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 侍ジャパンの「1番・中堅」で先発出場した阪神の近本が、28歳の誕生日を自ら祝う2点打を放った。

 「左の長身で腕が長くてサイドスロー。日本にはいないような投手。なんとか仕事ができたらな、と打席で楽しんでいました」。国際舞台で必須の“対応力”を発揮した。6回だ。1点を奪い、なおも1死一、三塁で変則左腕の4番手ケネディと対した。2球目の相手暴投で二、三塁。外寄り低めのカーブを拾い左前2点打とした。

 試合前の円陣で村上から「おめでとうございます」と言われるなど、不審に思うほど祝福された1日。「昼、ホテルで会った時から“誕生日おめでとうございます”と言われたので(みんな)なんで知ってんねやろと」。最高の誕生日になったかと思いきや…。「もうちょっと打ちたかった」。侍の切り込み隊長候補の志は、高い。

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2022年11月10日のニュース