中日・石川昂400万円増の1500万円でサイン、左膝手術でリハビリ中「今年の経験は必ず生かしたい」

[ 2022年11月10日 16:41 ]

契約を更改し、会見を行う中日・石川昂弥
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 中日の石川昂弥内野手(21)は10日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、400万円アップの推定年俸1500万円でサインした。

 3年目の今季は開幕スタメンを果たし、シーズン序盤は4月5日のヤクルト戦(神宮)でプロ初本塁打となる決勝弾を放つなど、37試合に出場して打率・225、5本塁打19打点。5月6日の阪神戦(バンテリンドーム)では初のサヨナラ打も放った。

 飛躍のきっかけをつかみかけたが、5月27日のオリックス戦(京セラドーム)で三ゴロを放ち、一塁へ駆け込んだ際に左膝を負傷し、7月に左膝前十字靱帯(じんたい)の再建手術を受けた。

 会見では「ケガしたときはダウンか現状維持かと思っていた。悔しいシーズンが続いているが、今季は37試合出て、いろいろ試しながらやらせてもらったので、その経験は必ず生かしたい」と前を向いた。

 リハビリは順調で現在は装具をつけた状態でティー打撃や軽いキャッチボールができるまでに回復。年内には直線のダッシュや打撃もある程度はできるようになるという。実戦復帰のメドについては「自分としては3月下旬ぐらいに試合に出られたらいいなと思っている」と見通しを語った。

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2022年11月10日のニュース